内科 循環器科 小児科 アレルギー科

医療法人すずらん会
さとうクリニック

茨城県つくば市手代木1936-9
TEL: 029-839-4141

内科系の病気

生活習慣病について、発想の転換を

生活習慣病とひとくくりにされる病気には、がん、高血圧疾患、脳血管疾患、糖尿病、虚血性心疾患などがありますが、その多くが日ごろの不摂生の積み重ねによって引き起こされています。と言われていましたが、最近の代謝、遺伝子レベルでの研究から、必ずしもそればかりではないことが明らかになってきました。

例えば糖尿病ですが、日本人の80%は白人に比べて、インシュリン(血液中の糖分を調節するホルモン)を作る働きが半分しかないということが判りました。ですから、日本人は(たぶん韓国や中国の人も)肥満がない、あるいは経度肥満でも糖尿病になってしまう危険があるのです。

また、痛風ですが、体内で作られた尿酸を、尿から排出する能力が低くなる遺伝子異常がある場合に起こることが、原因として一番多いということが、今年になって発表されました。

コレステロールも遺伝的要素が大きく、食べ過ぎや肥満だけでなるわけではないのです。

ですから、生活習慣病というと、さも自分が悪い、または自己責任であるような気がしますが、それは間違った考えなのです。ですから生活習慣病という診断を受けても、決して自己嫌悪に陥ったりする必要はありません。そこから正しくかつ冷静な診断や病態の分析をすることが必要なのです。ですから、これからは医師や栄養士も一層の勉強が必要なのです。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓に脂肪が蓄積される内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常のいずれか2つ以上を併せ持った状態のことです。

内臓脂肪が過剰に蓄積されていると糖尿病や高血圧症、脂質異常症を、またどれか1つ発症していると連鎖的に他の病気も発症し、動脈硬化を引き起こしやすくなります。

食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。

人間ドック、検診を受診してください

新年度になり、各市町村や勤務先で、検診、ドックなどの予定が決まり、皆さんにご案内されていることと思います

これら健診は、一度に全身の状態を広く検索し、早期に病気や異常を発見できる、優れたシステムです。また、自己負担も低く抑えられています。

皆さんは積極的に受診なさって、結果については当院にご相談ください。必要なら再検査、より詳しい検査の手配、あるいは早急な治療を始めるなど、適切な診断と治療に努めます。